AWSアカウントを作り、アカウントの初期設定も終えました。さあではEC2を立ち上げよう！と言いたいところですが、EC2インスタンスを作成する前に行っておく事があります。今回は、EC2インスタンスを起動する為の前段設定として、VPC、サブネット、インターネットゲートウェイ、ルートテーブルの作成などを行います。

AWS EC2インスタンス起動のためにVPC・サブネット・インターネットゲートウェイ・ルートテーブルの設定を行う

<p>AWS アカウントを作り、アカウントの初期設定も終えました。さあでは EC2 を立ち上げよう！と言いたいところですが、EC2 インスタンスを作成する前に行っておく事があります。 今回は EC2 インスタンスを起動する為の前段設定として、VPC, サブネット、インターネットゲートウェイ、ルートテーブルの作成などを行います。<br>
作業手順としては、以下になります。</p>
<ol>
<li><a href="#Create_VPC">VPC の作成</a></li>
<li><a href="#Create_subnet">サブネットの作成</a></li>
<li><a href="#Create_Internet_gateway">インターネットゲートウェイの作成</a></li>
<li><a href="#Create_RoutesTable">ルートテーブルの作成</a></li>
<li><a href="#Public_IP_address_assignment">パブリック IP アドレスの割り当て</a></li>
</ol>
<p>それでは始めましょう。操作は管理用の IAM ユーザで、リージョンは東京で行います。</p>
<h2 id="vpc-の作成">VPC の作成</h2>
<p>まずは Amazon VPC のページへ移動します。<br>
左上の「サービス」をクリックし、サービス一覧から「ネットワーキング ＆ コンテンツ配信」の「VPC 」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/NsJOakcvk5BAgHcjmZye.jpg" width="1200" height="583" alt="VPC サービスへ"></div>
<p>VPC ダッシュボードへ移動したら、左側のナビゲーションから「VPC 」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/oVwwh7evWX09Yvq1XRrh.jpg" width="934" height="540" alt="VPC ページへ"></div>
<p>VPC ページへ遷移したら、「VPC の作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/sAbnvHoKl9UBvjU3Fvl3.jpg" width="1200" height="477" alt="「VPC の作成」ボタンをクリック"></div>
<p>VPC の作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/DJa7U0oWfnufqWGDB0Em.jpg" width="476" height="290" alt="VPC の作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 IPv4 CIDR ブロック 10.0.0.0/16IPv6 CIDR ブロック IPv6 CIDR ブロックなしテナンシーデフォルト作成が完了するとダッシュボードの画面になりますので、正常に VPC の作成が完了した事を確認しつつ、 後で必要になるので、「VPC ID 」をメモしておきましょう。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/BRZ2L5wpB3sLxf1xBOeL.jpg" width="860" height="296" alt="「VPC ID 」をメモ"></div>
<p>メモしたら、作成した VPC にチェックを入れ、「アクション」ボタンから、「DNS ホスト名の編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/is6yuH8AEVyUZJEktmoU.jpg" width="890" height="410" alt="「DNS ホスト名の編集」をクリック"></div>
<p>設定画面が開くので、DNS ホスト名「はい」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/DO3K62IdnNo8Oq7Hr5VX.jpg" width="411" height="175" alt="DNS ホスト名の編集画面"></div>
<p>VPC の作成に関しては、これで完了です。</p>
<h2 id="サブネットの作成">サブネットの作成</h2>
<p>続いて、サブネットの作成を行います。<br>
VPC ダッシュボード のナビゲーションから「サブネット」をクリックします。<br>
サブネットは、２つ作成します。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/7rvC1ARd4geh1Uemk5Nm.jpg" width="1200" height="484" alt="サブネットページへ"></div>
<h3 id="パブリックサブネットの作成">パブリックサブネットの作成</h3>
<p>まず、パブリックサブネットを作成します。<br>
「サブネットの作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/u2zEew92WfewwS1NNYSm.jpg" width="800" height="408" alt="「サブネットの作成」ボタンをクリック"></div>
<p>サブネットの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/If5RuwjQjs4uUEU2qCjh.jpg" width="800" height="449" alt="サブネットの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC アベイラビリティーゾーン ap-northeast-1aIPv4 CIDR ブロック 10.0.1.0/24 サブネットの一覧に作成したサブネットが表示されていれば、パブリックサブネットの作成は完了です。また、別のアベイラビリティゾーンも必要であれば作成します。</p>
<h3 id="プライベートサブネットの作成">プライベートサブネットの作成</h3>
<p>続いて、プライベートサブネットの作成を行います。<br>
手順は先ほどと同じです。「サブネットの作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/u2zEew92WfewwS1NNYSm.jpg" width="800" height="408" alt="「サブネットの作成」ボタンをクリック"></div>
<p>サブネットの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/If5RuwjQjs4uUEU2qCjh.jpg" width="800" height="449" alt="サブネットの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC アベイラビリティーゾーン ap-northeast-1aIPv4 CIDR ブロック 10.0.10.0/24 サブネットの一覧に作成したサブネットが表示されていれば、プライベートサブネットの作成は完了です。こちらも必要に応じて別のアベイラビリティゾーンを作成してください。</p>
<p>これでパブリックサブネットとプライベートサブネットの作成が完了しました。<br>
一覧を確認し、作成したサブネットが２つ確認できたら、サブネットの作成は完了です。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/6nuCn47O5MXuyF5Cz7OM.jpg" width="1200" height="291" alt="サブネット一覧画面"></div>
<h2 id="インターネットゲートウェイの作成">インターネットゲートウェイの作成</h2>
<p>次に、インターネットゲートウェイを作成します。<br>
VPC ダッシュボード のナビゲーションから「インターネットゲートウェイ」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/a2P4UT4lKrxJGkEweGT5.jpg" width="800" height="483" alt="「インターネットゲートウェイ」をクリック"></div>
<p>「インターネットゲートウェイの作成」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/IMEeH1z9X0Jbs2auBSx2.jpg" width="600" height="203" alt="「インターネットゲートウェイの作成」をクリック"></div>
<p>インターネットゲートウェイの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/WxTcQxxFNgqZw5brlPbx.jpg" width="476" height="152" alt="インターネットゲートウェイの作成フォーム"></div>
<p>インターネットゲートウェイが正常に作成されたことを確認します。そして、ID をメモしておきます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/WGvd0ywwcByTI2nCvNNJ.jpg" width="800" height="289" alt="インターネットゲートウェイが正常に作成されたことを確認"></div>
<p>ID をメモしたら、作成した項目を選択し、「VPC にアタッチ」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/91uI5gF8pADuaC0tvuVn.jpg" width="800" height="292" alt="「VPC にアタッチ」をクリック"></div>
<p>「VPC にアタッチ」のフォームが表示されますので、作成した VPC を選択し、「はい、アタッチする」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/KwyVqgQRqn8zGdTObDCL.jpg" width="800" height="281" alt="「はい、アタッチする」ボタンをクリック"></div>
<p>アタッチが完了したら、一覧から作成したインターネットゲートウェイを確認します。<br>
「状態」が「attached 」になっていれば完了です。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/3HW7scMl5VaOdOSHT2tr.jpg" width="800" height="267" alt="「状態」が「attached 」になっていれば完了"></div>
<h2 id="ルートテーブルの作成">ルートテーブルの作成</h2>
<p>続いて、ルートテーブルの作成を行います。 VPC ダッシュボード のナビゲーションより「ルートテーブル」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/DDfJBn5oppEUopbgnFSp.jpg" width="800" height="463" alt="「ルートテーブル」をクリック"></div>
<p>ルートテーブルの一覧が表示されると、気づきましたでしょうか？<br>
実は、VPC を作成した時に、同時にルートテーブルも作成されています。<br>
ルートテーブルは２つ作成しますので、これも使っていきます。</p>
<h3 id="プライベートサブネットに関連付けるルートテーブルの設定">プライベートサブネットに関連付けるルートテーブルの設定</h3>
<p>まずは、先ほど確認したルートテーブルにプライベートサブネットを設定していきます。<br>
まず、一覧の「名前」の欄が空白になっているので、任意の名前を入力しましょう。 空白の部分をクリックすると入力画面が現れます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/qLdcP6JHnxEqjAJmfAjI.jpg" width="800" height="203" alt="ルートテーブルの名前設定"></div>
<p>名前を入力したら、一覧からそのルートテーブルを選択状態にし、 下部「サブネットの関連付け」タブをクリック後、「編集」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/AozbhOm6IPCrQeLExQbZ.jpg" width="1200" height="560" alt="サブネットの関連付け - 編集"></div>
<p>作成したサブネットのうち、プライベートサブネットを選択し、「保存」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/KIrB0FVXjNyRy6kUPkHd.jpg" width="800" height="236" alt="プライベートサブネットを選択"></div>
<p>一覧から設定したルートテーブルを選択すると、プライベートサブネットが関連付けられていることが確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/kj9fhakjJ0Fk6BApFSUi.jpg" width="800" height="501" alt="ルートテーブルとプライベートサブネットの関連付け確認"></div>
<h3 id="パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルの作成">パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルの作成</h3>
<p>続いては、パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルを作成します。<br>
「ルートテーブルの作成」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/b0Rsw5wa2RO8fBicT2pl.jpg" width="800" height="232" alt="「ルートテーブルの作成」をクリック"></div>
<p>ルートテーブルの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/PHr491FkAfAcbTJ09YSt.jpg" width="800" height="314" alt="ルートテーブルの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC 作成が完了したら、その作成したルートテーブルを一覧で選択後、下部のタブ「ルート」をクリック後、「編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/GSlX4jk2Ll8eJZIMGsVb.jpg" width="1200" height="541" alt="「ルート」をクリック後、「編集」をクリック"></div>
<p>「別ルートの追加」をクリックし、「送信先」に「0.0.0.0/0 」を、 「ターゲット」に「インターネットゲートウェイの ID（igw-XXXXXXXX）」を入力し、 「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/vrYokTCEXIgIaSswfFG4.jpg" width="800" height="285" alt="別ルートの追加"></div>
<p>ルートの保存が完了したら、次は「サブネットの関連付け」タブをクリックし、「編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/lvKjATPNOevOaJYD0rso.jpg" width="800" height="285" alt="サブネットの関連付け"></div>
<p>パブリックサブネットを選択し、「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/N3QRncjrKlqbmUhELSW1.jpg" width="800" height="209" alt="パブリックサブネットを選択"></div>
<p>保存完了後、一覧を確認しましょう。<br>
ルートテーブルがパブリックサブネットに関連付けられていたら完了です。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/zeObaVG5KlBJJHBCjALa.jpg" width="1200" height="558" alt="ルートテーブルがパブリックサブネットに関連付けられていたら完了"></div>
<p>ルートテーブルの作成はこれで完了になります。</p>
<h2 id="パブリック-ip-アドレスの割り当て">パブリック IP アドレスの割り当て</h2>
<p>最後に、EC2 作成時に自動的にパブリック IP アドレスを割り当てるよう設定します。<br>
VPC ダッシュボード からナビゲーション「サブネット」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/7rvC1ARd4geh1Uemk5Nm.jpg" width="1200" height="484" alt="サブネットページへ"></div>
<p>パブリックサブネットを選択した状態で「サブネットのアクション」ボタンをクリックし、 「自動割り当て IP設定の変更」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/cXIWNFpgR5xALGrp6Vll.jpg" width="570" height="272" alt="自動割り当てパブリック IP の変更"></div>
<p>自動割り当て IP設定の変更フォームが表示されたら、IP の自動割り当て「パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効にする」にチェックを入れ「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/3sT3MmdkztRMhFfUCRLy.jpg" width="511" height="251" alt="パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効にする"></div>
<p>変更成功のダイアログが出たら、変更完了です。</p>
<div class="img_wrap"><amp-img layout="responsive" src="/images/posts/15/82ENTwNyuqoQufqEPmAl.jpg" width="800" height="207" alt="変更成功のダイアログ"></div>
<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
<p>以上で EC2 インスタンスを起動する為の前段設定は完了となります。<br>
実はこれらは、EC2 インスタンスの作業時に設定・作成を行う事も出来ます。<br>
ですが、EC2 の立ち上げの為にこれらの作業を脇道にそれて行っていては煩雑になりますし、混乱します。<br>
予めこれらのネットワーク設定を行っておくことで、複数の EC2 インスタンスを立ち上げる時などはただ選択すればよいのでとてもスムーズに作業が捗ります。</p>

<p>AWS アカウントを作り、アカウントの初期設定も終えました。さあでは EC2 を立ち上げよう！と言いたいところですが、EC2 インスタンスを作成する前に行っておく事があります。 今回は EC2 インスタンスを起動する為の前段設定として、VPC, サブネット、インターネットゲートウェイ、ルートテーブルの作成などを行います。<br>
作業手順としては、以下になります。</p>
<ol>
<li><a href="#Create_VPC">VPC の作成</a></li>
<li><a href="#Create_subnet">サブネットの作成</a></li>
<li><a href="#Create_Internet_gateway">インターネットゲートウェイの作成</a></li>
<li><a href="#Create_RoutesTable">ルートテーブルの作成</a></li>
<li><a href="#Public_IP_address_assignment">パブリック IP アドレスの割り当て</a></li>
</ol>
<p>それでは始めましょう。操作は管理用の IAM ユーザで、リージョンは東京で行います。</p>
<h2 id="vpc-の作成">VPC の作成</h2>
<p>まずは Amazon VPC のページへ移動します。<br>
左上の「サービス」をクリックし、サービス一覧から「ネットワーキング ＆ コンテンツ配信」の「VPC 」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/NsJOakcvk5BAgHcjmZye.jpg" width="1200" height="583" alt="VPC サービスへ"></div>
<p>VPC ダッシュボードへ移動したら、左側のナビゲーションから「VPC 」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/oVwwh7evWX09Yvq1XRrh.jpg" width="934" height="540" alt="VPC ページへ"></div>
<p>VPC ページへ遷移したら、「VPC の作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/sAbnvHoKl9UBvjU3Fvl3.jpg" width="1200" height="477" alt="「VPC の作成」ボタンをクリック"></div>
<p>VPC の作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/DJa7U0oWfnufqWGDB0Em.jpg" width="476" height="290" alt="VPC の作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 IPv4 CIDR ブロック 10.0.0.0/16IPv6 CIDR ブロック IPv6 CIDR ブロックなしテナンシーデフォルト作成が完了するとダッシュボードの画面になりますので、正常に VPC の作成が完了した事を確認しつつ、 後で必要になるので、「VPC ID 」をメモしておきましょう。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/BRZ2L5wpB3sLxf1xBOeL.jpg" width="860" height="296" alt="「VPC ID 」をメモ"></div>
<p>メモしたら、作成した VPC にチェックを入れ、「アクション」ボタンから、「DNS ホスト名の編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/is6yuH8AEVyUZJEktmoU.jpg" width="890" height="410" alt="「DNS ホスト名の編集」をクリック"></div>
<p>設定画面が開くので、DNS ホスト名「はい」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/DO3K62IdnNo8Oq7Hr5VX.jpg" width="411" height="175" alt="DNS ホスト名の編集画面"></div>
<p>VPC の作成に関しては、これで完了です。</p>
<h2 id="サブネットの作成">サブネットの作成</h2>
<p>続いて、サブネットの作成を行います。<br>
VPC ダッシュボード のナビゲーションから「サブネット」をクリックします。<br>
サブネットは、２つ作成します。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/7rvC1ARd4geh1Uemk5Nm.jpg" width="1200" height="484" alt="サブネットページへ"></div>
<h3 id="パブリックサブネットの作成">パブリックサブネットの作成</h3>
<p>まず、パブリックサブネットを作成します。<br>
「サブネットの作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/u2zEew92WfewwS1NNYSm.jpg" width="800" height="408" alt="「サブネットの作成」ボタンをクリック"></div>
<p>サブネットの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/If5RuwjQjs4uUEU2qCjh.jpg" width="800" height="449" alt="サブネットの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC アベイラビリティーゾーン ap-northeast-1aIPv4 CIDR ブロック 10.0.1.0/24 サブネットの一覧に作成したサブネットが表示されていれば、パブリックサブネットの作成は完了です。また、別のアベイラビリティゾーンも必要であれば作成します。</p>
<h3 id="プライベートサブネットの作成">プライベートサブネットの作成</h3>
<p>続いて、プライベートサブネットの作成を行います。<br>
手順は先ほどと同じです。「サブネットの作成」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/u2zEew92WfewwS1NNYSm.jpg" width="800" height="408" alt="「サブネットの作成」ボタンをクリック"></div>
<p>サブネットの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」「IPv4 CIDR ブロック」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/If5RuwjQjs4uUEU2qCjh.jpg" width="800" height="449" alt="サブネットの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC アベイラビリティーゾーン ap-northeast-1aIPv4 CIDR ブロック 10.0.10.0/24 サブネットの一覧に作成したサブネットが表示されていれば、プライベートサブネットの作成は完了です。こちらも必要に応じて別のアベイラビリティゾーンを作成してください。</p>
<p>これでパブリックサブネットとプライベートサブネットの作成が完了しました。<br>
一覧を確認し、作成したサブネットが２つ確認できたら、サブネットの作成は完了です。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/6nuCn47O5MXuyF5Cz7OM.jpg" width="1200" height="291" alt="サブネット一覧画面"></div>
<h2 id="インターネットゲートウェイの作成">インターネットゲートウェイの作成</h2>
<p>次に、インターネットゲートウェイを作成します。<br>
VPC ダッシュボード のナビゲーションから「インターネットゲートウェイ」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/a2P4UT4lKrxJGkEweGT5.jpg" width="800" height="483" alt="「インターネットゲートウェイ」をクリック"></div>
<p>「インターネットゲートウェイの作成」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/IMEeH1z9X0Jbs2auBSx2.jpg" width="600" height="203" alt="「インターネットゲートウェイの作成」をクリック"></div>
<p>インターネットゲートウェイの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/WxTcQxxFNgqZw5brlPbx.jpg" width="476" height="152" alt="インターネットゲートウェイの作成フォーム"></div>
<p>インターネットゲートウェイが正常に作成されたことを確認します。そして、ID をメモしておきます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/WGvd0ywwcByTI2nCvNNJ.jpg" width="800" height="289" alt="インターネットゲートウェイが正常に作成されたことを確認"></div>
<p>ID をメモしたら、作成した項目を選択し、「VPC にアタッチ」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/91uI5gF8pADuaC0tvuVn.jpg" width="800" height="292" alt="「VPC にアタッチ」をクリック"></div>
<p>「VPC にアタッチ」のフォームが表示されますので、作成した VPC を選択し、「はい、アタッチする」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/KwyVqgQRqn8zGdTObDCL.jpg" width="800" height="281" alt="「はい、アタッチする」ボタンをクリック"></div>
<p>アタッチが完了したら、一覧から作成したインターネットゲートウェイを確認します。<br>
「状態」が「attached 」になっていれば完了です。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/3HW7scMl5VaOdOSHT2tr.jpg" width="800" height="267" alt="「状態」が「attached 」になっていれば完了"></div>
<h2 id="ルートテーブルの作成">ルートテーブルの作成</h2>
<p>続いて、ルートテーブルの作成を行います。 VPC ダッシュボード のナビゲーションより「ルートテーブル」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/DDfJBn5oppEUopbgnFSp.jpg" width="800" height="463" alt="「ルートテーブル」をクリック"></div>
<p>ルートテーブルの一覧が表示されると、気づきましたでしょうか？<br>
実は、VPC を作成した時に、同時にルートテーブルも作成されています。<br>
ルートテーブルは２つ作成しますので、これも使っていきます。</p>
<h3 id="プライベートサブネットに関連付けるルートテーブルの設定">プライベートサブネットに関連付けるルートテーブルの設定</h3>
<p>まずは、先ほど確認したルートテーブルにプライベートサブネットを設定していきます。<br>
まず、一覧の「名前」の欄が空白になっているので、任意の名前を入力しましょう。 空白の部分をクリックすると入力画面が現れます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/qLdcP6JHnxEqjAJmfAjI.jpg" width="800" height="203" alt="ルートテーブルの名前設定"></div>
<p>名前を入力したら、一覧からそのルートテーブルを選択状態にし、 下部「サブネットの関連付け」タブをクリック後、「編集」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/AozbhOm6IPCrQeLExQbZ.jpg" width="1200" height="560" alt="サブネットの関連付け - 編集"></div>
<p>作成したサブネットのうち、プライベートサブネットを選択し、「保存」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/KIrB0FVXjNyRy6kUPkHd.jpg" width="800" height="236" alt="プライベートサブネットを選択"></div>
<p>一覧から設定したルートテーブルを選択すると、プライベートサブネットが関連付けられていることが確認できます。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/kj9fhakjJ0Fk6BApFSUi.jpg" width="800" height="501" alt="ルートテーブルとプライベートサブネットの関連付け確認"></div>
<h3 id="パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルの作成">パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルの作成</h3>
<p>続いては、パブリックサブネットに関連付けるルートテーブルを作成します。<br>
「ルートテーブルの作成」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/b0Rsw5wa2RO8fBicT2pl.jpg" width="800" height="232" alt="「ルートテーブルの作成」をクリック"></div>
<p>ルートテーブルの作成フォームが表示されますので、「名前タグ」「VPC 」を入力し「はい、作成する」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/PHr491FkAfAcbTJ09YSt.jpg" width="800" height="314" alt="ルートテーブルの作成フォーム"></div>
<p>名前タグ任意の名前 VPC 作成した VPC 作成が完了したら、その作成したルートテーブルを一覧で選択後、下部のタブ「ルート」をクリック後、「編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/GSlX4jk2Ll8eJZIMGsVb.jpg" width="1200" height="541" alt="「ルート」をクリック後、「編集」をクリック"></div>
<p>「別ルートの追加」をクリックし、「送信先」に「0.0.0.0/0 」を、 「ターゲット」に「インターネットゲートウェイの ID（igw-XXXXXXXX）」を入力し、 「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/vrYokTCEXIgIaSswfFG4.jpg" width="800" height="285" alt="別ルートの追加"></div>
<p>ルートの保存が完了したら、次は「サブネットの関連付け」タブをクリックし、「編集」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/lvKjATPNOevOaJYD0rso.jpg" width="800" height="285" alt="サブネットの関連付け"></div>
<p>パブリックサブネットを選択し、「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/N3QRncjrKlqbmUhELSW1.jpg" width="800" height="209" alt="パブリックサブネットを選択"></div>
<p>保存完了後、一覧を確認しましょう。<br>
ルートテーブルがパブリックサブネットに関連付けられていたら完了です。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/zeObaVG5KlBJJHBCjALa.jpg" width="1200" height="558" alt="ルートテーブルがパブリックサブネットに関連付けられていたら完了"></div>
<p>ルートテーブルの作成はこれで完了になります。</p>
<h2 id="パブリック-ip-アドレスの割り当て">パブリック IP アドレスの割り当て</h2>
<p>最後に、EC2 作成時に自動的にパブリック IP アドレスを割り当てるよう設定します。<br>
VPC ダッシュボード からナビゲーション「サブネット」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/7rvC1ARd4geh1Uemk5Nm.jpg" width="1200" height="484" alt="サブネットページへ"></div>
<p>パブリックサブネットを選択した状態で「サブネットのアクション」ボタンをクリックし、 「自動割り当て IP設定の変更」をクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/cXIWNFpgR5xALGrp6Vll.jpg" width="570" height="272" alt="自動割り当てパブリック IP の変更"></div>
<p>自動割り当て IP設定の変更フォームが表示されたら、IP の自動割り当て「パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効にする」にチェックを入れ「保存」ボタンをクリックします。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/3sT3MmdkztRMhFfUCRLy.jpg" width="511" height="251" alt="パブリック IPv4 アドレスの自動割り当てを有効にする"></div>
<p>変更成功のダイアログが出たら、変更完了です。</p>
<div class="img_wrap"><img src="/images/posts/15/82ENTwNyuqoQufqEPmAl.jpg" width="800" height="207" alt="変更成功のダイアログ"></div>
<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
<p>以上で EC2 インスタンスを起動する為の前段設定は完了となります。<br>
実はこれらは、EC2 インスタンスの作業時に設定・作成を行う事も出来ます。<br>
ですが、EC2 の立ち上げの為にこれらの作業を脇道にそれて行っていては煩雑になりますし、混乱します。<br>
予めこれらのネットワーク設定を行っておくことで、複数の EC2 インスタンスを立ち上げる時などはただ選択すればよいのでとてもスムーズに作業が捗ります。</p>

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